自分の住んでいる場所が昔どのような場所だったかの古地図を調べる方法!

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河元智行
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今自分が住んでいる場所が昔どんな場所だったか知りたくありませんか?

昔から栄えていた場所だったのか、もしかしたら湿地帯や沼地だったんじゃないかとか、昔の地名は何という名前だったのかなどなど、気になることが盛りだくさん。

実は簡単に見ることができるのです。

昭和初期、つまり大正から昭和になり少し経過したところ、第2次世界大戦よりもずっと前の古地図です。

この地図を見れば、昔懐かしい風景をイメージするだけでなく、防災面でも役に立ちます。昔、どのような場所だったのか、今では宅地造成や道路の整備が進み、その形跡を見ることはできません。もし湿地帯や沼地であった場合は、地盤が弱い可能性があり、万が一の場合でも防災計画に取り入れなければなりません。古地図で横線が湿地帯や沼地を意味します。まずは知ることが第一。

では、その調べ方をご紹介します。

調べる方法は、インターネットになりますが、日本の古地図を公開しているのは、アメリカ合衆国・スタンフォード大学の「Japan 1:50,000」というサイトになります。なぜ、スタンフォード大学なのかという疑問もありますが、日本の大学ではなくアメリカの大学で日本の古地図が公開されているのです。

このサイトでは、ほぼ日本全国の古地図を地域別で公開しています。なぜか大阪周辺は欠落していますが、それ以外はほぼ全域をカバーしています。

自分で見てみたい地域を選び、拡大をしていけば、いつでも簡単に自由に閲覧ができます。

少々サイトの動きが鈍く、表示までに時間はかかりますが、それでもかなり鮮明に閲覧することができます。すべて無料で見ることができますので、ぜひ見てみてください。

「Japan 1:50,000」
http://stanford.maps.arcgis.com/apps/SimpleViewer/index.html?appid=733446cc5a314ddf85c59ecc10321b41

ライター

河元智行

河元智行 ( Tomoyuki Kawamoto)

「たのしい裏ワザ!」編集長、兼ライター。 10年以上にわたり裏ワザ本を出版し、累計部数35万部を売り上げる。得意な裏ワザジャンルは、ネット全般・乗り物など。

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